「7つのチャクラ」で印象に残っている箇所

Hちゃんに以前借りた「7つのチャクラ」で一番印象に残っているところは、著者がアラスカに行ってロシア人とインディアンのハーフのおばあさんのもとをたずねたときに、おばあさんから「ねえ、不思議なんだけど、いったいどうしたらそういうことを知らずに生きていかれるの?」と訊ねられるシーン。

「そういうこと」というのは宇宙的な真理とか見えない世界でのルールみたいなもの。
ただ、精神世界に関心なく生きている人でも、尊敬してしまう人はいるので、要は、その人なりの哲学をもっているかということなのかな。
「宇宙の真理を知る」っていったって、人や(本でも)の言うことを、自分なりに租借しないで盲従していたら、やっぱり意味ないものね。

自分の生きていくうえでの哲学を、周りの人間やテレビなんかにゆだねてしまうのは、多くの人がやっているし、一見楽に見えるけど、本当のところは幸せから自分を遠ざけてしまうことなんだろうと思う。