陰謀論の境界線

私がここで言おうとしているのは「考え方」です。
何が陰謀で何が陰謀でないのかという、それぞれのトピックの真偽をジャッジする内容ではありません。
情報や出来事自体ではなく、受け手側の捉え方の話。

色々な社会の問題を、支配者(あるいは支配者層)の個人的な都合から来るものなのか、それとも集合的な人間力学とか人間の習性みたいなものが働くと見るのか。

原因を個人に帰するか、集団的な作用と見るか。

前者が色濃くなると陰謀論色が濃くなり、後者が強くなるほど陰謀論色が薄くなると考えました。

タイトルをゴロのよさから「陰謀論の境界線」としましたが、私のイメージでは白黒はっきり別れるというよりも、グラデーションになっている感じです。

出来事自体、一つの要因からなるというよりも、複合的なことが多い。
もともと何か要因があったところに、他の勢力が「これ幸いに」と乗っかってきたりしますよね。