瞑想日記23 一応「過去の閲覧」ができた

「何も考えない」ことを若干保つことができた。
考えが上って来ないように注意深くする、上る前に止める。
ずっとは続かないけど。

そのうち10歳くらいまで過ごした家の記憶が出てきて、2階の両親の寝室(当時私は自分のベッドがなくて、祖母のふとんか両親のベッドどちらかに潜って寝ていた)や、その窓から見た景色、部屋の一面の作りつけのカウンターみたいなところが、たいていモノで散乱していたこと、カウンターの端にテレビがあったこと、部屋の中からベランダを眺めたところ、私の学習机(だいたいモノで散乱してた)、トイレ、裏庭へ出る裏口を記憶の中で探検した。

宝彩さんは瞑想中にこういった「過去の閲覧」が起こることを瞑想の成功の指標みたいに言っているんだけど、宝彩さんが言っていたような、過去の閲覧による"圧倒的な懐かしさ"とか"凄い体験をした"、みたいな感激とかはなかった。ふつうに思い出してる感じ。楽しかったと云えば楽しかった。

瞑想本で推奨された体験が一応できたんだから瞑想はうまくいってるのかな、いつか本に書いてあるような圧倒的な懐かしさみたいなのも体験できるといいな…という感想。