「やる気待ち問題」と「表現人見知り問題」

何かやろうと思うときに自分の中にスイッチが入るのを待とうとしてしまう。自分の中にエンジンをかけようとするというか、ヤル気の脳内麻薬を出そうとする。でもそれが単なる逃げなのかが微妙なところ。たぶん、そのやり方は間違ってる。

たぶん正解はそういう構えとか準備とか意識せずにスッとやり始めることなんだろうな。うーん、違うかな。だってそうだとわかっているのにそれやらないもん。

頭の中にある構想を現実化するのが怖いみたいなのは常にある気がする。
がっかりするのが怖い。

ただ、そうはいっても過去を振り返ると、それなりに作品生み出したりしてるわけだから。

岡田さんの人生相談でも「いつも締め切りギリギリにならないとやらない。こういう自分をなんとかしたい」というのがあったな。

マンガでも文章でも音楽でも「表現人見知り」みたいなのがあると思う。「私はこれが面白いと思ってるし好きなんだけど、でも果たして他人はそう思うだろうか」みたいな。そこで外に出すことを躊躇しちゃう。作品になるか落書きで終わらせるかの分かれ目。

私が考える天才というのは、こういう「表現人見知り」とか「構想を具体化してガッカリしたくない」を突き破るくらい表現衝動とか創造エネルギーが強い人だ。私はそこまでじゃないけど、でも何かしたい。(その「何か」はもう少し具体的に言えるけど

ふむ。創作論はこのくらいにしておくか。表現人見知りの話とかもっと掘ろうと思ったんだけど、結局は人見知りしつつもコツコツ続けようって話に落ち着くんだし。

あとは創作活動において、年齢とか「人生に残された時間は」とか考え出すのも厳禁だと思う。無駄に焦って創作の邪魔をするだけで、なんのメリットもない。