大阪 赤ちゃん連れ旅行 三日目(5月6日の記録)
朝食。予約時は素泊まりプランだったんだけど、やっぱり朝はホテルでまったりしたいということで、結局後から朝食を追加しました。ビュッフェ内容はまあ、お値段がホテルの朝食としては安め(1400円よく考えたらそれでも高いか)なのでそれ相応といったところかな。たこ焼きが冷凍食品ぽかったりとか焼き魚の感じとか。あと基本的に補充はされないんじゃないかな。とはいえ景色はいいし、広くてゆっくりできるのでまあいいかなと。
朝食会場でまったりしていたら、11時のチェックアウト時間が迫っていました。あわててシャワーを浴びて身支度して荷物をまとめました。
で、ホテルを出てシャトルバスで谷町四丁目駅へ。地下鉄で大日駅まで出てモノレールに乗り換えます。
見えてきました太陽の塔!そうです、この日は万博記念公園にやってきました。実は当初、USJを予定していたのですが、ネット情報によると尋常ではない混み方だというので急遽ここに。結果的にこちらを選んで大正解でした。
万博記念公園駅には新しく出来た巨大なショッピングモール、ららぽーとEXPOCITYがあり、まずはこちらにあるアカチャンホンポで、残り少なくなってきた粉ミルクを買いました。
アカチャンホンポと同じフロアにあるフードコートでお昼を食べようと思ったら、ものすごい混雑ぶりだったので、こちらのCNNカフェへ。何がどうCNNなのかっていうと…数台あるモニターでCNNを放送してることぐらいかなあ。しかも音声あまり聞こえないし。とりあえず他の飲食店のような激混みから逃れてのんびり。ホットドッグも美味しかったです。でもフードメニューはホットドッグ3種類しかありません。
再び太陽の塔。この時すでに3時近くで、お目当ての国立民族学博物館は閉館5時なので、博物館へ急ぎました。
民族博物館素晴らしかったです。充実している展示群、圧巻の情報量でした。撮影可なのも嬉しい。
私は他の国や地域の文化のことが書いてある本を読むのが好きなのですが、ここの展示物とその解説をいくつか見るだけで、新書1冊くらいの情報量があるのではないか…!あと、文化の良い面だけを取り上げるのではなく、その文化の影で虐げられている人々にもきちんと光を当てているのもいいなと思いました。それから、その文化が今の時代にどう変容しているのかもちゃんと取り上げられています。死んだ文化を紹介しているのではない。情報が生き生きしてるのね。
言語分布図。
民族学的なパンの解説。
南アジア地域の食について。食は人と人とを結びつけると同時に、人と人とを分離させる側面も持つ。
スイカ好きとして撮影せずにはいられません。
途中、赤ちゃんがぐずったので、広い休憩所で少し遊ばせてあげました。時間がなかったので行かれませんでしたが、エスニック料理が食べられるレストラン(広い!)やミュージアムショップもそそられました。
再びららぽーと。
観覧車に乗って景色を堪能。
ベビーカーはたたまずにそのまま乗せられますが、観覧車に乗り込む時は赤ちゃんをベビーカーからおろして抱っこすることになります。観覧車に乗る前に写真撮影をすることになりますが、写真がいらない人は「大丈夫です~」と軽く断ればOKです。うちもそうしました。
それにしてもららぽーとみたいな施設って赤ちゃん連れには助かりますね。特にここはアカチャンホンポがあるから、授乳施設、オムツ替え施設が大充実していたので、ここぞとばかりにミルクを作ったりオムツを変えたりと長居してしまいました。
夕食をとりにフードコートへ。賑わっていたもののランチの混雑ぶりは収まっていて、席は楽々確保できました。大阪っぽいものをということで、たこ焼き、ねぎ焼き、焼きそばを(確か万博セットとかそんな名前)。ねぎ焼きが、関東ではあまり食べたことのない味で美味しかったです。牛肉の風味というか、香ばしさが強かった。ここのたこ焼きはソースとかつけずにそのまま食べるんだって。塩焼きそばはふつう。
のんびり夕食をとった後に「さて、モノレールと地下鉄を乗り継いで新大阪駅へ行くか」とここを出たのがたしか19時過ぎだったような。この後、万博記念公園駅から乗ったモノレールが支線というか、何か別の路線だったことに気づいて慌てて次の駅で降りてタクシーを拾おうとしたら、地上へ降りるに連れて人気のない真っ暗な駅だと判明。もちろんタクシー乗り場など期待できるはずもなく…。20時10分の新幹線に乗らなきゃいけないのにこの時すでに19時30分過ぎ。「詰んだ!」と覚悟しながらも、いやいやいやここで奇跡が!と火事場の馬鹿力ポジティブ精神力でタクシーを拾おうと道路を見ると、…なんと、なんとなんと、「空車」の赤い文字を光らせてタクシーが来るではないかっ!!ここで逃してなるものかと必死でぴょんぴょんジャンプしながら手を降ってつかまえました!乗り込んだら運転手さんが「なんや、遊んでんのかと思ったわー」と一言。そこで「実は20時10分の新幹線に乗るために必死でして…」と状況説明すると「そら忙しいですなあ」と。ここで無理だったら運転手さんも文句言われるの嫌だから「そら無理ですわ」と言うよなあ、それがなんか余裕ありげな感じだからきっと大丈夫な距離なのでは…。と、頭のなかで忙しくシュミレーションしながら必死かつ無言で乗っていたところ、19時40分すぎぐらいに道路標識やホテル名に「新 大 阪」の文字が!!やったあああああ、間に合ったあああああああ!!新大阪の駅前が近づくに連れ緊張も解け、運転手さんと二言三言世間話とお礼をしたあと、乗り場へと急ぎました!
というわけで、いやー間に合いました。よかったよかった。今度は早めにどちらが前か後ろか確認してホームの列に並んでいたので、ベビーカーもしっかり荷物置き場に収めることができました。席ひろーい!命拾いした後の余裕な気持ちで「新幹線」「指定席」「乗り遅れ」を検索。指定席で乗り遅れたら、その日の自由席にその切符で乗ることができるんだそうです。
帰りの新幹線では赤ちゃんがなかなか寝ずに膝の上を這いずりまわるので、抱っこしてしばらくデッキにいました。体は大変だけど、デッキのほうが周りに気を使わなくていいので気持ちは楽でした。外の景色も見えるしね。
というわけで、楽しかった大阪二泊三日でした。いろいろと大阪ならではのところを楽しめたと思いますが、やっぱりなんといっても「みんな関西弁」っていうのが一番「ああ、大阪に来たあああ!」と思いましたw