2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年 』 阿古 真理

このタイトルだったら読まないけど、なんといっても阿古真理さんの著作だからね!阿古真理ファンの私としては著者名で読みました。で、期待通りの満足感! パンが日本にやってきたのは、正確には種子島に漂着したポルトガルからの宣教師からなんだけど、でも…

『生きて帰ってきた男――ある日本兵の戦争と戦後 』小熊英二

読んで良かった。 小熊さんのお父様である、謙二さんの戦前、戦中、戦後史。学者である小熊さんのお父さんなんだから、やっぱり学者だったりインテリな人なんだろうかとおもいきや、小さな商店を営む祖父母に育てられ、ご本人も零細企業を転々として最終的に…

『銀座旅日記』常盤新平

なんてことない日記なんだけど、文庫本で持ち歩くのにいいし、なんとなくカバンに入れて読み終わっちゃった。 常盤新平さんってなんとなく若いイメージがあったけど、というか、単に常盤さんの若いころのエッセイを読んだだけだったと思うんだけど、こちらの…

『したくないことはしない』植草甚一の青春

植草甚一さんといえば、小柄で細身の体にサイケデリックなTシャツやベルボトムのパンツといったファンキーな服装に身を包み、街歩きと、古書あさりとジャズを愛する飄々としたご老人というイメージですが、「それ以前」の植草さんは一体どういう人でどういう…

赤ちゃんをお世話して変わったこと

こどもの世話をして変わったこと。 仕事や家事で困ったことや不愉快なことがあっても、「何か策があるはず」と前向きに対策を考えられるようになれたこと。元々、私はこういうときに対策を施すよりも、こうなった状況に対して恨んだり文句を言うところがあっ…

『大人の女は、こうして輝く。』久々に藤原美智子さんの近況を読む

90年代後半から0年代は雑誌の美容欄とか美容系の雑誌が好きで、そこによく登場するメイクアップアーティストの藤原美智子さんのライフスタイルを自然に追っているような感じでした。飼い犬のパピヨン・アデラちゃんとかね。藤原さんの日々の美容は、その時々…

『台湾少女、洋裁に出会う――母とミシンの60年』

ミニシアターで素敵な小品を観終わった読後感。あとね、台南に行きたくなった!台南の路地裏とかね、ハヤシ百貨店(いまもあるらしい)とかね、見に行きたい。 本書の主な舞台は台南。主人公は著者のお母さんである施伝月さん。ずっと洋裁学校を運営してまし…

やっと寝てくれたああああ…これ前の記事も同じタイトルだったw

赤さまが成長してくれたので喜ばしいことなのですが、行動範囲が広がって何にでも興味を持つようになってきたので、大人の方は行動がめっちゃ制限されます。パソコンしたりiPhnoe触ったりしてると熱烈に触りたがるし、本を読んでると本という物体に興味を持…

やっと寝てくれたああああ

赤ちゃんが1時間ぐらい前にやっと寝てくれて、やっと顔洗って歯を磨いてゆっくりお風呂に浸かれた。なんでおふろ洗面系のことができなかったかというと、お風呂と洗面所のドアを閉めるとすごく泣くから。いつもは10時すぎにコテッと寝てくれるんだけど、…

わたし頑張ってる…!?

お願い、誰も言ってくれないからここで言わせて。わたし頑張ってる! 帰宅して赤ちゃんあやしながら夕食作って、赤ちゃんに離乳食をおだて食べさせて(あまり食べてくれないので、食べたら拍手したり盛り上げたりする。そうすると喜んで食べてくれる)、夕食…

『フランダースのイモ!』意外と知らないベルギーの食文化

おもしろかったー!なんとなくタイトルが目について手にとってみたらこれが大当たり!私の好きな外国食文化モノです。で、こちらはベルギー。ベルギーというとヨーロッパということはわかるわな。それでなんとなく、その国の人はフランス語をしゃべっていて…

スイカが美味しい…その他、最近の日々。

もう子供の頃から一貫して好きだったスイカ。今はそのスイカがおいしくて毎日のように食べてます。決して安いものではないから贅沢だよなあ。そんな贅沢ができて幸せです。あと、家族で食べるのが私一人だけなので独り占めできますwスイカって誰もが情熱を…