身近な幸せを守るのか、ネット芸人として面白さを追求するか

敬愛する岡田斗司夫さんは、さらけ出し推奨のようですが、やっぱりぶっちゃけが過ぎると仕事も私生活も崩壊すると思います。

以前、愛読していたブログが三つありました。

いずれも女性が書いているブログで、一つが一人暮らししている女性のダイエット日記、二つ目が恋愛状況を書いたもの、三つ目は国際結婚。

みな匿名を前提にひっそりと、でものびのびと書いていて、私もブログ主さんたちに共感したり「ああ、あの問題はどうなっちゃうんだろうな」などと、ブログ主さんの人生の一部を影ながら一緒に歩んでいるような気がしていました。

今はいずれもなくなってしまっています。
かなりぶっちゃけた内容だったので、リアルな世界で少しでもブログと自分自身が結び付けられることは絶対に避けたかったんだろうな。特に国際結婚(国際離婚)の方は、もし夫に勘付かれたら身に危険が及びそうでした。

推測するに、ブログ主さんたちは、広く読者を獲得したいなどとは思っていなさそうで、それよりはごく狭い範囲で、共感してくれる人たちだけに見て欲しい、と思って書かれていると思いました。


自分の生活を守るか、ネット芸人としての面白さを追及するか。

作家の横森理香さんは「物書きはどこまで自分の人生をストリップできるかが勝負」だと書いていました。(たしかに横森さんの書かれているものはかなりぶっちゃけ系で、それがまた魅力でもあると思います)


私はどうするか…。
面白さよりも、保身と身近な幸せを優先します。
今のところは。