本好き小話

本が好きです。

大型書店や品揃えの良い図書館で大量の本を前にするとワクワクします。
そう大量の本ではなくても、自分と趣味の合う品揃えを見てもやっぱりワクワクします。
品揃えの悪い小さな書店だとしても、例えば見ず知らずの不安な町に一見ポツンとある書店だったら、精神的に頼りにしてしまいます。
言葉の通じない外国の町でも、書店を見つけると親しみを感じます。

これだけ本が好きだと言っておきながら、小説は極稀にしか読みません。
なぜ読まないのかというと、まず「食わず嫌い」が大きい。
次に、感情を揺さぶられるのが疲れること、あとは、小説は嗜好性の強い読書なので、作者の世界観に違和感をおぼえると読むのが嫌になるからです。
小説自体よりも、むしろ小説を解説する本が好きです。

小説以外の本だったらわりと色々と読んでいると思います。
(とはいえ、気がついていないジャンルもたくさんあるかもしれません)

そこで、なぜ本が好きなのか考えてみました。
まずは単純に知ることが楽しい。
新しく仕入れた情報をツイッターとか普段の会話で共有して感想を共有するのが楽しい。
なので、情報のやり取り自体が楽しいということかな。

何かのための読書(またはその他のコンテンツから情報収集)というよりも、情報のやり取り自体が楽しいみたいなのが強いです。

例えば、あふれるような本を前にしてワクワクするのではなく「私はこんなにガツガツと情報を仕入れてなにをしようっていうんだろう…」などと思い始めたら、我ながら生命力が弱ってるというか精神的にやばいときだと思います。
(以前、精神的に調子が悪いときに瞬間的にこういう状態になりました)