『フランス女性は太らない』 

 

フランス女性は太らない―好きなものを食べ、人生を楽しむ秘訣 (日経ビジネス人文庫)

フランス女性は太らない―好きなものを食べ、人生を楽しむ秘訣 (日経ビジネス人文庫)

 

 私の持っているダイエット観とかぶっているので心地よく読めた。例えば、わざわざジムなどで運動するよりも、なるべく歩いたりと日常生活の中で運動すること。ジムに行くとしたらヨガのクラスか水泳。特別に食事制限をするよりも、質の良いものを味わって食べることとかね。

私の現状でなかなか実行できてないんだけど、無理なく痩せるとしたらきっとこういう道筋だろうな。

先日読んだ米澤ようこさんの『体も心も暮らしも心地よくする美習慣 パリジェンヌ流シンプル食ライフ』と基本的なダイエット哲学は共通している感じ。米澤さんの本の方がきれいなイラスト付きでレシピもより簡単で美味しそうなので、併せて読むとよい良いと思う。

『フランス女性は太らない』を読んでさっそく実行しようと思ったのが、階段を積極的に使うこと。下半身のエクササイズにとても良いとのこと。基本的に本書のダイエット法はこのような「言われてみれば当たり前」なことが中心なんだけど、当たり前ということはダイエット法として王道というか真っ当なわけですよね。それは日常で忘れがちなことでもあるので、読むだけで「これならちょっとやってみようかな」という気になれる。

食に関しては前出の米澤さんの本の方が好み。より実行しやすい。こちらの本も基本的には「質の良いものを味わって美味しく食べる」なんだけど、具体的な食事内容やレシピをみるとかなりストイックだった。

飲食系でとても参考になったのは水をたくさん飲むこと。中でも「食べ物を欲するとき、実は喉が渇いているだけなことが多い。だからまずは水を飲もう」というもの。これは私も思い当たることがある!