『レッドアローとスターハウス もうひとつの戦後思想史』原武史

 

レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史

レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史

 

 分厚い本なんだけど、熱心に読んでしまいました。

西武の総帥・堤康次郎は、ソ連大嫌いアメリカ大好きで天皇願望があり、西武帝国の天皇として君臨していた人ですが、高度成長期、そのお膝元の西武線沿線では団地を中心になぜか革新政党の支持者が増えていき、社会運動も盛んでした。しかも堤康次郎が「日本のディズニーランドにしよう」と作った西武園の隣、狭山公園ではアカハタ祭りまで行われていたそうです。

…本書で書かれてたアカハタ祭りなんか楽しそうでしたw歌ったり踊ったりして。検索してみたら、今もやってるんですね。