友だちに会いに荻窪へ行った

友人を訪ねに中央線乗って荻窪の友人がバイトしてといるお店に。

予告なしで行って驚かせようと思ったら定休日だった。
というわけで、隣の西荻窪のほびっと村にある本屋さん、ナワプラサードにとことこ移動。前からよくこういうお店でかかってる音楽を寝るときのBGMにしたいと思っていたので、お店に入ったときにかかっていた音楽のCDと、バリのガムランっぽい(どういうジャンルかわからなかったんだけど、「でかい木琴をぼんぼこぼんぼこたたいてるようなやつ」と説明したら、お店の人が「じゃあガムランかな」と言ってたので)CD、それから「無職生活マニュアル」と「だめ連宣言」という本を買う。
CD2枚のうち片方はまだ未入荷なので後日送ってもらうことに。

「無職生活マニュアル」のほうは、国民年金踏み倒せ、無職サイコーみたいなことが書いてあるのかと思ったら、税金払いましょう、保険も払っときましょうみたいなまっとうな内容でした。
「だめ連」のほうは、就職してどっかの会社の正社員になって結婚して子供つくって・・・のような世間でノーマルとされている生き方のアンチテーゼで、もっと違う生き方があっていいのではという内容で、そこらへんの趣旨には大きく賛同するけど、読んでるとけっこう暗くなる。どっちかというと社会のシステム的なところで止まっているので、自分としてはもうちょっと精神的、内面的なことも一緒に考えていかないと、かなりどんづまりでつらいと思う。

でも、「まず社会の構造ありき」のところから出発して考えると「思考は現実化する」とか「人は魂が体験したい状況を設定して生まれてくる」みたいな考え方は都合よく利用される危険な考え方ってことになっちゃいそうだしね。確かに、字面だけでこういう知識を得ると「貧乏なのはあなたのせい」ってことでなんの社会的責任も感じる必要なく、できることもしないでいいっていううまい言い訳に使えちゃうからね。そこんとこを掛け橋的にちゃんと説明できるようになりたいんだけど・・・。

で、この日は、荻窪で降りるつもりがなんとか快速に乗ってしまって気が付いたら三鷹だったとか、帰りも西荻窪のホームから発車間際の電車に飛び乗ったら、実はJRではなく地下鉄東西線で、いつのまにか東京駅を通りすぎて気がついたら木場だったとか、一日中電車に乗ってるようなへんな日だった。

だめ連宣言!だめ連宣言!
(1999/02)
だめ連

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きょうからの無職生活マニュアル―バイト生活向上委員会