2013-01-01から1年間の記事一覧

自己啓発本の功罪・エスタブリッシュメント憑依

私自身は自己啓発本が好きです。たまに読むと元気になれるので「心のニンニク注射」のような感じで、半年に一度くらいのペースで自らに注入します。そして「心の持ち方を工夫して願望を実現する」ことについても、ある程度の効果を実感しています。この批判…

筒井哲也『予告犯』

予告犯 1 (ヤングジャンプコミックス)作者: 筒井哲也出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/04/10メディア: コミック購入: 2人 クリック: 104回この商品を含むブログを見る全3巻。違法にゲームをアップロードした中学生の家に刑事たちが踏み込む場面から物語…

デモに効果はあるのか

昼間、このようなツイートをした。「デモとか街頭で演説とかしても意味がないし、ああいうやり方では一部の人が熱くなってるだけで多くの人は関心を持たない」みたいな話はよく聞くし、そうなんだろうなとも思うけど、じゃあ他にどうすればというと難しいよ…

再現フィルム症候群

わかりやすい答えを求めることを「再現フィルム症候群」と名付けた。殺人事件や自殺などが報道されたときの街頭インタビューで、しばしば「真実が知りたい」と答えてしまう人たちがいる。メディアの切り取りや誘導的な質問であることも考慮に入れなければい…

映画『流れる』

1956年の作品。 舞台は東京の隅田川の近くなのかな。 芸者の置屋が舞台だ。 そこに中年の女性が女中としてやってくる。原作の幸田文の小説『流れる』では、その女中・梨花が見た芸者の生活。著者の幸田文自身が芸者の置屋での女中経験があるそうで、そのとき…

『進撃の巨人』

人気漫画の『進撃の巨人』を読んだ。中世の城壁のようなところに全人類が住んでいる。 100年前に突如現れた巨人たちに追い詰められて、いまや人間の住む場所はとうとうこの城壁の中だけになってしまった。城壁は三重になっていて、中央へ行くほど権力者、外…

「ありがとう」の効能

ふだん意識しない当たり前のことに「ありがとう」と感謝する。いきなり気持ち悪いことを言い出したが、まあ聞いてくれ。「ありがとう」と感謝することは、今持っている富や幸せの再確認になる。 感謝することで、それらを立ち止まって味わえる。 妬みとは真…

世の中に良い悪いなんてない。叩きやすいか叩きにくいか、それだけだ。

『高校生にもわかるお金の話』を39歳が読んで理解できなかった件

高校生にもわかる「お金」の話 (ちくま新書)作者: 内藤忍出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/10/05メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見るこちらの本の中で「3月11日の震災後になぜ円高になったのか」の理由が書かれていました…

人に自由意志ってあるんですかね?

人間に自由意思なんてあるんだろうか。そういう状況にその状態で置かれたら自動的にこういう行動をとる、ただそれだけの存在なんじゃないだろうか。こんなことを考えたのは、きっと寒くなってきたからだろう。

『伊藤Pのモヤモヤ仕事術』 "中の人"が語るテレ東

「モヤモヤさま〜ず2」という、お笑い芸人さま〜ずの二人が町をぶらつきながら町のヘンなモノや人に突っ込む、という番組が好きでよく見ていた時期があった。いまもたまに見てる。そのプロデューサーが書いた本だということで図書館で借りてきた。著者の伊藤…

林真理子『幸福御礼』 選挙妖怪の話

由香の夫・志郎はさえないサラリーマンだが、実は河童市では名家の御曹司。そんな志郎に、姑の春子がある日突然、河童市市長選挙に立候補しろ、と言ってきた。姑は「政治は家業」と大はりきりだが、由香は断固反対!やがて3人は選挙の渦に巻き込まれて… 作品…

『きのう何食べた?』 から見る食べる側の仕事

『きのう何食べた?』 のことは以前も記事にしましたが、読み返してみてまた気づいたことがありました。その前に『きのう何食べた?』について触れておくと、マンガ雑誌「モーニング」に連載されている料理マンガで、主人公は弁護士の史朗と美容師の賢二のゲイ…

瞑想日記35

2013年10月21日(月) 前半、頭の中でブログ記事の推敲をしてしまい、ハッと気づいて意識を戻す。瞑想は抵抗を手放して言葉の世界から離れること。言葉を意識する時はせめて「今に在ること」を励ますものだ。2013年10月18日(金) 都合により時間短縮版。時間が…

クラウドシティから早々に退散した話。後半

■クラウドシティで起こった事件クラウドシティはmixiの岡田斗司夫版のようなものです。基本的にはファンクラブなのですが、民主的な市民国家という体で運営されています。私がクラウドシティに入会した2013年10月、サーバーが落ちてログインできないことが続…

クラウドシティから早々に退散した話 (前半

10月6日にクラウドシティに入会し、10月15日には早くも辞めた。 クラウドシティとは、岡田斗司夫さんが主催している年間1万円の有料SNSです。 基本的にはファンクラブですが、民主的な市民国家という体で運営されています。クラウドシティで検索してもらえれ…

『ラッセンとは何だったのか』 現代美術の裸の王様的側面が露呈

ラッセンとは何だったのか? ─消費とアートを越えた「先」作者: 原田裕規,斎藤環,千葉雅也,大山エンリコイサム,上田和彦,星野太,中ザワヒデキ,北澤憲昭,暮沢剛巳,土屋誠一,河原啓子,加島卓,櫻井拓,石岡良治,大野左紀子出版社/メーカー: フィルムアート社発売…

瞑想記録 9月24日〜10月5日まで 日常でのフィードバックが出来るようになってきた

2013年10月05日(土) 「どんなに自分に不満があろうと、瞑想中は全て受容しよう」と思った。睡眠中の夢見みたいに色々なイメージが流れ出していた。たまにいめに乗っ取られて中指と人差し指が離れてしまった。瞑想しながらレム睡眠時ひする脳の処理をしてい…

『日本を再生!ご近所の公共哲学』 を読んで、よくわからなかったハンナ・アーレントが少しわかった

日本を再生!ご近所の公共哲学 ―自治会から地球の裏側の問題まで (生きる技術!叢書)作者: 小川 仁志出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2011/06/24メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る以前、友人から「ハン…

瞑想日記34 twitterからはてなに移すの忘れてた

2013年9月21日 - 7:50 瞑想日記。考え事三割、イメージ三割、集中四割。”成功した女性漫画家が後をアシスタント達に任せ夜の池か川に小舟をだす。船の上で本をめくったりウトウトしてると狸に扮したイエスが現れ帰るよう諭す”というイメージが浮かんだ。あと…

瞑想日記33 チャクラを意識してみた

呼吸して座っていることが心地よかった。心を迷わせていることは紙に書き出せばいいと思った。チャクラを意識してみた。 特に胸の緑と喉の青。私は時間の数字で一喜一憂するところがあると気づいた。

瞑想日記32 9月7日〜11日

しばらく瞑想記録をつけるのを忘れていた。 ツイートはしていたので、それを転載します。9月11日 瞑想日記。感覚時計と実際のアラームが同じタイミングだった。わりと集中できたかな。木々と陽光とかイメージも色々出てきた。「今このときを肯定しよう」とい…

石原加受子 『仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったとき読む本』 覚書

定期的に読む石原加受子さんの本。 今回はこのタイトルの本を読んでみた。石原加受子さんの提唱する「自分中心心理学」では、他者中心に生きている人は自分の内面を顧みることなく他者の都合や評価に振り回されて生きている。一方、自分中心に生きられている…

瞑想日記31 昨日の徒歩出勤時に若干の瞑想の境地を得た

思考八割瞑想二割…いや、今日の瞑想は一割かな…。 呼吸は気持ちよく出来た。頭のじんわり感を少々感じてる。昨日の徒歩出勤時に若干の瞑想の境地を得た…ような気がした。 肯定感とか今に在る感じとか。 今日もそうなったらいいな。 以下は昨日の瞑想記録。瞑…

瞑想日記30 基本に戻る

まあまあ良くできた。 マントラを唱える→雑念→棚上げ→マントラ…という基本に戻った。途中、鮮明な本のイメージがでてきて二行目までスラスラと読んだ。 (ただし意味はなしてないし内容もすぐ忘れた) そのイメージを見てるのと並行して「これはすごい、瞑想…

瞑想日記29 なかなか良かったんじゃない?

なかなか集中できた。途中、以前住んでいた家、小学生の時に私が休んだ時によくプリントを届けにきてくれていた同級生のことを思い出した。その子は私の隣の席とか近所だというわけではないのにそういう関わりがあったことは、実は私のことが好きだったので…

瞑想日記28 久しぶりに夢を見ているようなイメージ

久しぶりに夢を見ているようなイメージが出てきた。でも最後はなぜか"男の子が父親の練炭自殺の道連れにおおきなポリ袋の中に一緒に入るがポリ袋を破って出てきて親を助けなきゃと思うんだろうな" (イメージの世界なので最初は男の子目線、途中で私目線とい…

瞑想日記 27 心地いい

考え事(前日の記憶やアイデア)→瞑想(体の感覚に集中)→考え事…の繰り返し。目を瞑って座ってるときに寝ているような心地よさを感じた。鈴虫の音がすごくいい。過去の自分のちょっとした失言を思い出したとき。こういうちょっとした恥ずかしいことを思い出…

瞑想日記26

思い出し&考え事、瞑想に集中の繰り返し。 「あ、集中できてるかな」と思うとすぐに考え事が浮かぶ。2008年の秋を思い出した。…07年だったかな、空と雲がすごく鮮やかでそれが鏡のようなビルに映っているのがきれいで、私はそれを撮影してブログに載せた。

瞑想日記25 「今に在る」素晴らしさをもっと体感したいんだが…

睡眠前の瞑想。 考え事とは要するに過去と未来を思うことだ。かといって今に在ることがどれだけ素晴らしいのかというとよくわからない。 今に在る素晴らしさ、自分自身で在ることの素晴らしさを味わいたい。 (素晴らしさはわからないけど、苦しみはないこと…