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『宇宙に上手にお願いしてダイエットする法』感想

バカにされるタイトルと分野であることは承知しています。

「思っていることは実現化する」「思いが実現することを疑ってはならない」、量子力学の話…etc、この手の本にありがちなことが書いてあります。
でもたまにこういう情報を摂取したくなる。
真実の一辺がある気がするから。

この考え方が有効であることは確かなんだよな。
なんていうのかな、一部有効というのかな、それともある局面では有効、というのかな。
全てに、誰にでも適用とは言わないよ。
それを言い出すと、例えば、震災に遭った多くの人は「想いが実現」したのか、って話になっちゃうからね。その答えなんて、とうてい出せるはずがない。

だから、あくまで私の人生に有効だということ。
実際にうまくいった体験もしているし、有効な考え方だという実感がある。


で、こちらの本は、ダイエットがテーマの本なので、まずは自分の体に対する否定的な見方自体を見直して、その上でポジティブに「こうなりたい」という願いを持って美しくなっていきましょう、という内容。

読んでいて、まず「おおっ!」と思ったのが「自分のことを常に批判的に見ていないか?幼少期の周りの大人からの評価やちょっとした一言を揺るぎない自己イメージとして取り込んでいないか?思春期の容姿の貶しあいで、自分の体を他者の価値観に合うかどうかで常にチェックするクセがついていないか?」と自らに問うてみよう、というところ。

私自身、これは大いにある。

もう意識できないくらい習慣化してしまっている心の態度なんだけど、あらためて意識してみると、常に自分の姿にダメ出しをしていたり、理想の体ではないと自分の体を否定していたりする。それがまた気づいてみるとけっこう不快なんだよね。

これに気がつけただけでも、読んで良かった。

ダイエットをしようと思うときにいつも違和感をおぼえていたのが、自分自身への否定(あーこんな体じゃダメだよ私…)というイヤな気持ちから始まること。もしかして、そもそもそういう自己否定の気持ちから始まるものなんだから、ダイエットはイヤな体験になりがちだし常に失敗する、ということなのかなと。

自分の体の捉え方にはたくさんのエラーがあるので、その軌道修正への一歩が踏み出せるのがこの本の価値ではないかと思います。

で、どうしたらいいのかというと、こちらの本は、まず自分の体をありのまま受け入れられるようになるエクササイズをして(その具体的な方法は本書を参照のこと)、この体は実は自分のためにとてもよく働いてくれて様々なことを実現してくれていることを感謝の気持ちを意識しなおすこと、その上で「こんなふうになりたい」となりたい姿をイメージすることを提唱しています。

あと、岡田斗司夫さんのレコーディングダイエットと同じエクササイズもあった。
食べたものを書き出すことで、大事なのは、それに対してアレコレ批判をしないこと。

それから、広告やメディアの中にだけ存在する虚像の美女を見たときに「自分にないもの」を感じて落ち込むのではなく、「自分の中にある美しさ」として見る。というのも良かった。
美しいものをみたときに自分の中になる「憧れの気持ち」と融合させる、という感じかな。