2012-01-01から1年間の記事一覧

『老愚者考』矛盾についての話

昨日読み終わった『老愚者考』から、「矛盾」について共感したところを抜粋します。 ・慈悲深い自然という神話に導かれ環境保護に尽力している人が、同時に車に熱中していたり、進歩信仰者が世界没落幻想に魅惑されていたりしても、それは悪いことではありま…

【ツイキャス】日本ではなぜ冗談が通じないのか

http://twitcasting.tv/nasukob/movie/5994461先日の藤波心ちゃんのスイシンジャーのツイートや虚構新聞騒動などに刺激され、日本ではなぜ冗談が通じないのか、日本で歓迎される冗談がダジャレと芸人の一発ギャグなのはなぜなのか、についてしゃべりました。…

『老愚者考』。老賢者より老愚者

スイス人のユング派精神科医、グッゲンビュール・クレイグ氏による著書。老賢者というのは知恵と経験豊かな老人のことで、ユング派心理学では人間の魂の元型のひとつだとされています。それを、ユング派精神科医である著者が真っ向から否定。老人が知力も体…

お金小話。極東アジア人はコインをみるとつい穴を開けたくなってしまうんじゃないか他

見たところ、日本・中国・韓国あたりのコインには穴が開いてる傾向があって、西洋をはじめ他地域のコインに穴はあいていない。はじまりは、穴に紐を通して携帯に便利なようにということだったんだろうと思うが、その必要がない現代でも50円玉や5円玉につい穴…

『ヨーロッパのカフェ文化』とまったり屋

『ヨーロッパのカフェ文化』という本を読んだ。 主に19世紀から20世紀初頭にかけてに賑わったヨーロッパ各地の街とカフェを紹介している。当時の人々も、現代の人々も、基本的なカフェの使い方は変わらない。 コーヒーを片手に思索に耽ったり、語り合ったり…

【ツイキャス】うだるような炎天下の中を歩きつつ動物トーク

ツイキャスを聞く8月1日、30分間の配信です。 前半は無口、後半になってしゃべり出します。

【ツイキャス】オリンピック開会式日本人選手団途中退場の話と、イギリスのゆるい働き方についてなど

http://twitcasting.tv/nasukob/movie/5744464 6分程度の話

【ツイキャス】久々にウェブサイト作り。CSSとかすっかり忘れた

久々にウェブサイトを作っています。 ホームページビルダーの古いバージョンで。ツイキャスを聞く

【ツイキャス】ニコ生で孫崎先生が話題にしてくれた件

動画の画像はひたすら道が映っているだけなので、音声の方をお楽しみくださいませ。ツイキャスを聞く7月28日のニコニコ生放送『戦後史の正体』で、孫崎先生が話題に出して下さった話を中心にトーク。 「ぼうごなつこ」と「ぼごなつこ」と発音された件など。

 信用創造とは @silksharpnessさんのリプライから

①銀行が、預金者から100円を預かったとします。法定準備率を10%とすると、10円だけを現金で銀行に残し、残りの90円(元本の90%)をA企業に貸付けることができます。A企業は、銀行から借りたお金で、取引先であるB企業に支払いをします。②B企業はそのお…

日本円はいかにして世の中に発生するのか 続編

先日しつこくツイートして、とりあえず「こうではないか」と理解したところまでメモ。 日本政府が国債を発行する。 ↓その国債を市中銀行(みずほ銀行とか三井住友銀行とかそこらへんにある銀行)が買う。 ↓その国債を、日本銀行が市中銀行から買う。 ↓日本銀…

日本円はいかにして世の中に発生するのか。

上念司さんがニコ生の民主党勉強会でお話されていたところでは、昨今のデフレの原因は日本銀行(以下、日銀と略)がお金を刷らないからということでした。日銀がお金を刷れば、世の中にお金が出回るそうです。お恥ずかしながら、私は日銀が市場にお金をながす…

硬貨なら、政府は借金(国債発行)しなくても発行できるらしい

「日銀が円を刷ってお金を市場に流せばデフレから復活できる」ということだったのですが、日銀が円を刷るためには、政府が国債を発行する、つまり借金を増やすということになるのでしょうか…。という疑問をツイートしたところ、以下のリプライを頂いた。 @NI…

本好き小話

本が好きです。大型書店や品揃えの良い図書館で大量の本を前にするとワクワクします。 そう大量の本ではなくても、自分と趣味の合う品揃えを見てもやっぱりワクワクします。 品揃えの悪い小さな書店だとしても、例えば見ず知らずの不安な町に一見ポツンとあ…

田中鳥獣店のこと

吉田町に田中鳥獣店があった。店名の通り古い店で、鳥中心のペットショップなのに、両隣が鶏肉店と鳥料理店だった(それで何かのテレビ番組で取り上げられたことがある)。鳥獣店のショーウィンドウでは、色とりどりのセキセイインコが飼われていた。よく見…

吉田町が素敵になってた。ライブラリーカフェほか。

吉田町を軽く説明するために検索してみたら、静岡県にも吉田町があるんですね。 今回話題にするのは、横浜市中区の吉田町です。横浜関外吉田町(吉田町のウェブサイト)吉田町は画廊や画材店があったり、ちょっとオシャレめのカフェがあったりと、以前から気…

『文系のための数学教室』

仕事で使う資料を借りに横浜市立中央図書館に行った。 ついでに『文系のための数学教室』を借りた。数学も言語の一つに過ぎない。 私たちはふだんから日常会話の中に様々な言語を織り交ぜている。 英語がしゃべれなくても英単語を平気で混ぜるし、とあるマン…

マスメディア否定しつつも

昨日、ツイッターで「池田大作死去」の情報を見た。おおっと思ってリンク先を辿ると、情報の発信元は個人ブログで、その方がこの情報を得たのはニコ動とのこと。さすがにリツイートは自重しました。日頃からマスメディアの流すニュースに辟易している私です…

ニュース4コマ漫画みたいなのを考えてる

3月11日の震災以降、マスメディアや政府の発信に不信を感じ、IWJをはじめネットを中心に情報収集しているという友人が、「いろいろ起こっていることを知りたいんだけど、仕事や生活で手一杯なので、勉強する余裕がない」と言っていた。私自身は、ツイッタ…

『ナンバのコーチング論』の軽い感想

身体の使い方を本で理解するというのは難しいので、斜め読みしつつ、自分自身が日頃感じていたことが肯定されているところや、気になるところを見つけたら立ち止まって読んでいる。「自分自身が日頃感じていたことが肯定されているところ」というのは、「意…

チョコと胡桃のサンドイッチを食べた

お昼に、色々な種類のサンドイッチが置いてあるカフェに入った。野菜やハムや卵などなどのサンドイッチが置いてある棚の端に、フルーツと生クリームなどのスイーツ系のサンドイッチが置いてあった。以前から、こういうスイーツ系のサンドイッチを食べてみた…

日記。スイーツのサンドイッチ、『ナンバのコーチング論』の軽い感想、ニュース4コマみたいなのを構想中、マスメディア否定しつつも

『ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか 感情労働の時代』感想

図書館でタイトルをみて「あ、これは借りよう」とすぐに思いました。仕事で感じるストレスのかなりの割合が、この感情労働ではないかと思います。本書では、感情労働に看護や介護、接客業といった、実際に人に相対する仕事をメインに取り上げられています。…

シニカルな人のシニカルさは真面目さからくるんじゃないかと思った

シニカルな人のシニカルさは真面目さからくるんじゃないかと思った。盛り上がっていることに同調したり、人と馴れ合ったり、同情したりすることを安易にしてはいけないんじゃないか、というところから、シニカルになったり斜に構えたりとなるのかもしれない…

下旬に出る本の最終項を見ました。

出版社のサイトやamazonには既に出ているのですが、編集者の方いわく、宣伝は実際に出版される日に迫ってから一斉にした方が良いということでしたので、また日が迫ったら改めて告知しようかと思います。 よい感じの本になりそうで、楽しみです。

『GIGAZINE未来への暴言』は良い本だった。

もともとGIGAZINEは好きでよく見るので、そのサクセスストーリーやちょっとした運営裏話的なものが読めればいいと思っていたけれど、はるかにそれ以上のものだった。基本的にはインターネットの未来と提言が書いてある。 ネットの希望を語るあまたの本よりも…

マメにヨガのクラスに出てる。

わざと「これで痩せるのかな」というセリフを思い浮かべ、そこに「痩せるでしょー。これだけマメに通っていれば」というセリフをぶつけて楽しんでいる。 ただ、痩せるにしても身体はそうすぐに痩せるものでもないから、とりあえずは今の自分の身体を受け入れ…

日記。ヨガ、『GIGAZINE未来への暴言』、下旬に発売される本

「時間が足りない」という焦りから抜け出すには。水平時間と垂直時間

時間感覚には水平的のものと垂直的なものがある。 水平は過去、現在、未来という線。 垂直は、その水平の線の「現在」を縦方向に突き刺した軸というイメージ。 過去と未来という横軸を考えずに、現在にいかに深く入り込むかという縦軸を意識する。「今の身体…

構造を意識して本を読む。

読書の方法メモ。平面的な読み方と、立体的な読み方。前者は著者の言葉を素直に受け取って行く。 後者は、著者の言おうとすることを予想したり、全体の構成を意識したり、アクティブな姿勢。 前者は小説のような著者の世界観に浸りたいときに向く。 後者は教…